つぼ焼き芋おいしさのひみつ

さつまいもの食べ方で真っ先に思いつくのは、石焼き芋ではないでしょうか。

熱した石の上にさつまいもを並べて、じっくりと火を通した石焼き芋は、お家で焼くよりもずっと甘くて美味しいですよね。

その石焼き芋をさらに超えて、蜜芋と言われるほど、とろりと甘〜くなるのが、つぼ焼き芋です。

さつまいもが甘くなるのはなぜ?

さつまいもは、加熱することで酵素の働きによって、でんぷんが麦芽糖に変化して、甘味が増していきます。

この変化は、一気に加熱するのではなく、60℃ぐらいの温度でゆっくりと火を通すことでより促進されるため、この”ゆっくり”が、さつまいもをより甘くて美味しい焼き芋にするために不可欠になります。

石焼き芋とつぼ焼き芋の違い

石焼き芋は、およそ1時間弱で焼き上がるのに対し、つぼ焼き芋は2-3時間かけて“ゆっくり”一定の温度で火を通します。

そのため、石焼き芋以上に甘みを最大限に引き出すことができます。

つぼ焼き芋は、石焼き芋のように直接熱源に触れることなく、炭の熱とつぼの中の反射熱によって、さつまいも全体に満遍なく熱を加えることができます。

つぼ焼き芋は、さつまいもを美味しく食べるのに最適な製法です!
極上のスイーツのような焼き芋
を是非お試しください。